ギヤーシフトスピンドル、オイルフィルターチェーンテンショナーを分解清掃し組み立てます。

　オイル潤滑不良による不具合箇所がありましたのでオイルポンプは充分に点検整備が必要です。
オイルポンプサイドカバーを取り外し駆動ギヤ及び受動ギヤの歯先とポンプボディーとの隙間を点検します。
測定値は０．０４�oでした。
標準値内に収まっています。
オイルポンプの不具合はありませんでした。

　オイルフィルターを清掃します。
オイルフィルターはＣ９０のオフセットオイルフィルターの形状に似ています。

　錆腐食の上に泥オイルが付着したアンダークランクケースを洗浄液に浸けて清掃を試みましたが効果が無く、ワイヤーブラシを使って手作業で磨きました。
製造時の鋳肌を残したまま磨き込むのは結構時間を要します。
｢そんなのブラスト掛けりゃ一発でしょ。｣と言われそうですが、｢これが私の組んだエンジンです。｣と云う信念を持ってやってます。