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泉の森自転車店 |
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おゆさんのご依頼でCW92の再生を承りました。
エンジン始動不能の点検を行います。
点火系の点検から始めます。
ハイテンションコードを触るとイグニッションコイルの二次側抵抗が36kΩから数MΩに変動します。
コイルを取り出して状態を確認すると目視でも分かるようにコードの根本が欠けてグラついています。
キャブレターフロートチャンバーからの燃料漏れを修理します。
エアーエレメントは湿気って黴が生えています。
セルモーターが回らないとの事ですが、ご覧のようにマグネットスイッチが欠品しています。
フロートバルブの当たり面を修正し油面調整を行います。
クラッチフリクションディスクを交換します。
バッテリーを交換して試運転に出掛けます。
温間時の電圧降下が激しく突然ヒューズが切れます。
レクチファイヤーを点検したところ容量の小さな他機種の物が付いていてセレンがパンクしていました。
ダイオードブリッジに交換します。
タンクの底がガソリン臭いので調べてみると溶接の繋ぎ目に錆び腐食によるクレーターがありました。