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泉の森自転車店 |
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東京のNさんからのご依頼でCW92の再生を承りました。
エンジンを取り外して分解整備に掛かります。
エンジン内部はスラッジで真っ黒です。
シリンダーヘッドとスタッドボルトが固着してシリンダーヘッドが抜けません。
固着が比較的緩い箇所から順にスタッドボルトのみを外し、完全に固着してびくとも動かない前方中央のスタッドボルトはシリンダーヘッドごと取り外しました。
左ピストンのピストンピンサークリップが取り付けられていません。
オイルパンから残骸が出てこなかったので、組み付け不良だと思われます。
シリンダーヘッドの固着も関連が有りそうです。
とにかくシリンダーとヘッドがアッパークランクケースに張り付いた状態でのスタッドボルト6本外しはハードでした。
クラッチを取り外します。
クラッチフリクションディスクは摩耗限度に達しています。
クラッチアウターに昭和41年1月27日のスタンプが残っていました。
クランクケースを分割します。
ミッションメーンシャフトギヤとケースに接触した形跡があります。