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AMAL GPキャブ
アマルGPキャブ、名ばかりのGPではなく、正真正銘のGPレーサー御用達のキャブレターだ。
口径は1・1/2(38mm)、ニードルがオフセットされていて、スロットルバルブが全開状態でニードルの針が全く見えない。究極のスムーズボアと言える
だろう。このキャブレター、スロー系が付いていないのでアクセルを閉じるとエンジンが止まってしまう。レースに徹した造りは、まさに芸術品。
ゴールドスターに取り付けられているアマルGPキャブのリペアーパーツが入荷した。現在、アマル製品はイギリスの BurlenFuelSystemLimitedと云う会社がライセンスを取得し純正部品として部品を供給している。部品発注から約6日で商品が届いた。 日本国内のルーズな部品商より対応が速く驚かされる。
届いたベロシティースタック(エアーファンネル)を早速取り替えようと思うのだが、アルミ製のロックリングを締め付ける適当なツールが無いので自作する事にした。
素材は3mm厚のアルミ板、これにマスキングテープを貼りフックを象ったラインを描く、後はジグソーで大雑把にカットし、仕上げはヤスリで削っていく。
ハンドルは25mm幅3mm厚のアルミフラットバーを切り、先端をフックの厚み分(3mm)クランク状にオフセットさせる。クランク状に曲げる部分を
マーキングし、フラットバーの片面ずつ互い違いに3mm程度の板を当てバイスで挟み込んでフラットバーをオフセットさせた。
ドリルでハンドルとフックに8mmの穴を開け内径6mmのスペーサーを入れてボルトナットで軸を止める。
アマルGPキャブの別体フロートをフレームにマウントする。フロートを別体にするのは、エンジン振動や熱の影響を受けない様にする為だ。フロートレベル は、フロートマウントボルトの取り付け位置で調整する。フロートチャンバボディに描かれた、罫描き線の位置(フロートバルブが閉じる位置)が、パイロット エアースクリュ反対側のブランクプラグ下部に合わせれば良い。
約1年半待ちでバックオーダーしていた新品のGPキャブが届いた。