写真左が初期のS65ヘッドです。
初期は排気側にフィンがあり、後期はフィンが無く空気導入孔が大きくなっています。
バルブ摺り合わせを行います。
0.75mmオーバーサイズのピストンを組みシリンダーヘッドを取り付けます。
クラッチレリーズを注油清掃し右クランクケースカバーを纏めます。
エンジンを車体に搭載します。
リヤークッションを分解整備します。
リヤーホイールスポークの曲がりを修正しハブベアリングを交換します。
ホイールの振れ取りを行います。
固着したブレーキカムを清掃注油し、ブレーキシューを交換します。
輸出モデルのS65Aはウインカーが付いていないのでウインカーを取り付けます。
補修部品の入手が容易な千代田の汎用品を利用し、車体側は穴開け加工をせずにオリジナルに戻せるように工夫しました。
テールランプのアースラインを補修し、メーンハーネスの断線箇所を探ります。
ステアリングステムベアリングを交換します。
フロントクッションを分解整備します。
アームカラー、アッパーマウントラバーを交換します。
フロントクッションを組み立てます。
フロントブレーキドラムオイルシールが破損している事に気付かずグリスを充填し続けたのでしょう、ドラム内部がグリスで充満しています。
フロントホイールリムが曲がっています。
フロントホイールリムを交換します。
ハブベアリングと、フロントブレーキパネルのオイルシールを交換します。
チェーンケースパッキンを交換し、ドライブチェーンを掛けるとチェーンラインが揃いません。
リヤフォークの左が曲がっています。