13.シフトドラムの再生

C90初期型のシフトフォークはガイドピンが爪の反対側に付きます。
シフトフォークの分解時はガイドピンが横向きとなり脱着が困難です。
後期型になると改良され、ガイドピンが外しやすいように上向きになるように取付位置が変更されています。
シフトドラムもこれにともないグルーブのカットが変更されています。

ガイドピン自体もC92の60年型初期まではローラー無しで、ガイドピンが摩耗するとガイドピンを交換する必要があります。
60年型中期以降はローラー付きに変更され、耐摩耗性が向上されています。

貴重なC90オリジナル部品は保存保管し、改良され品質の安定したCS92後期のシフトドラムとシフトフォークに交換しました。