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泉の森自転車店 |
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Benly C92 Engine (1962)
東京のmasaさんからのご依頼で62年型C92エンジンを分解整備します。
不具合の症状は、冷間時に右側気筒から白煙が出て温間時には止まる事と、2速、3速のシフトが入りづらいの2点です。
シリンダーヘッドを取り外し燃焼室の状態を確認します。
お伺いした症状通り右側気筒燃焼室内にオイル混入の跡が見られます。
バルブガイドやピストンリングの点検も必要ですが、それより以前にヘッドガスケットがC92用ではなくC95用の物が取り付けられています。
右側気筒右後方のスタッドボルトはオイルポンプからの潤滑ラインを兼ねています。
その周囲から気筒内にオイルが侵入しているようです。
カムシャフトスプロケットの取り付けボルトにワッシャーが入っていません。
トップの1本は表面処理が違います。
取り外してみると、やはりネジ穴が損傷していました。
奥の方で辛うじてネジが掛かっている状態です。
ミッションのシフトが入りづらいという件は、左クランクケースカバーのギヤシフトスピンドル軸受けのグリス切れと、サイドストッパーとセットリングが欠落していた事が影響しているようです。
続いてクランクケースを分割してミッション構成部品を点検します。
トランスミッションはギヤシフトフォーク、シフトドラム、メーンシャフト、カウンターシャフト共に、状態は良好でした。
アッパークランクケースから順に各部品の洗浄を行います。
シフトドラムをアッパークランクケースに組み付けます。
メーンシャフト、カウンターシャフトを分解し各ギヤの当たり面を修正します。