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韓国世界遺産の旅
電話1本で海外行きの航空券が予約出来る。後はメールでのやり取り。添付のファイルに必要事項を記入して送り返し、銀行の口座へ代金を振り込む。後日、
航空券引換証のファイルが送られてくる。その航空券引換証のファイルをプリントアウトし、それを当日、空港のカウンターに提出する。
詐欺に掛かってもおかしくないような、そんなやり取りで少し不安だったが、引き替えカウンターで無事航空券を手にする事が出来た。
搭乗時間まで1時間ほど待たなければならない。まだ韓国に着いてから何処に行くとも決めていないので、一旦2階に降りて本屋でガイドブックを探す事にした。
韓国のガイドブックのほとんどが、ソウルと釜山がメインとなっている。地方には世界遺産に指定されている観光地があるというのに、肝心な部分が簡素化さ
れている。本屋に並べられているガイドブックの中で、一番ましな物を選んで購入したが、結局、大した役には立たず、バッグの重りと化してしまった。
3階の大韓航空窓口で搭乗券を受け取り、出国審査場へと向かう。日曜日ともあってまずまずの混雑ぶり、海外旅行に鼻息を荒くさせた中年女性の大声が耳障
りで仕方がない。話しを聞いていると、どうもヨーロッパへ行くらしい。こんな騒がしいばばあと何時間も飛行機に乗らなければならない周りの乗客に同情して
しまう。
いつもより時間は掛かったが、問題なく出国審査が終わった。免税店前のスタバでコーヒーでも飲みながら搭乗時間が来るのを待つ。
韓国釜山行き大韓航空KE-732便は10番ゲートから出発する。10番ゲートに辿り着いた時にはすでに搭乗が始まっていた。
機内への通路を渡り入り口で韓国の新聞を頂く。荷物を棚に載せて自分の席に着くと子供連れの韓国人のおばさんが半ば強引に「隣の席に移れ。」と言って来
た。子供の側に座りたいんだなと思ったので替わってやったが、お礼の一言も言わず、替わるのが当たり前だと云った態度で知らん顔をしている。韓国人は日本
人よりも礼儀を重んじる国民だと思っていたが、最近は悪い所まで日本のまねをしている様だ。
KE-732便は予定通り定刻に関西空港を離陸した。昨日は遅くまで仕事をしていたので少々疲れが残っている。うとうとと居眠りをしていると機内食が運
ばれて来た。機内食を食べると、また、眠たくなって来た。「まもなく釜山金海空港に到着致します。」のアナウンスが流れる。実質、1時間10分の飛行、機
内食を食べて居眠りしている間に韓国に着いてしまった。
今回は韓国の友人と会う約束もしていない、6日間を自由気ままに行動しようと思っている。
タラップを降り、ターミナルへの連絡バスに乗り込む。ターミナルに着くと後は入国審査が待っている。入国審査場には既に列が出来ている。急ぐ必要は全くない。トイレを済ませてから入国カードを記入して、韓国人の列が無くなるのを待ってから、入国審査に向かった。
入国審査を済ませ、所持品申告カードを提出し、自動ドアが開くと、その先に国際線ロビーが広がる。いよいよ6日間の韓国世界遺産の旅が始まる。
まずは、銀行で6日間の旅費を両替する。次に携帯電話のレンタルを済ませる。ここまでは全て日本語で大丈夫だ。空港内には携帯電話のレンタル会社が2社有り、いずれも釜山で借りてソウルで返却する事も出来、料金も安く大変便利だ。
ロビーを出て、バス停前のベンチに座り一服する。気温は大阪とさほど変わらないが、空気がさらっとしていて風が吹くと心地良い。